都会のオアシス「かるまる池袋」
大都会TOKYOの池袋駅西口からしばらく歩くと、「都会のオアシス」と呼ぶに相応しいサウナがある。
池袋は都内有数のターミナル駅であり、なんと2025年現在で1日平均約230万人が利用し、世界的にも三番目に利用者の多い駅である。
この池袋駅の西口から歩いて数分、「サウナ&ホテルかるまる池袋」がある。
かるまる池袋について簡単に説明すると、4種類のサウナ・4種類の水風呂を中心とし、サウナ愛好家たちから高い評価を受けている施設である。
ドラマの「サ道」でも「かるまる池袋」は登場している。
サウナのテーマパークと呼ばれるこの施設に今回はお邪魔してみよう。
池袋駅から「かるまる池袋」へ
電車を降りて、スマホの地図案内を見ながら池袋駅西口をしばらく歩くと「サウナのテーマパーク」と呼ばれる「サウナ&ホテルかるまる池袋」にたどり着いた。



受付は6階にあり、該当ビルの1階にはかるまる専用のエレベーターがお出迎えしてくれる。
6階の受付までは直通となっている。

エレベーターのボタンを押し、扉が開き中に入ると「お香」のようなとてもいい匂いが充満している。
微かに香る程度であるが、とても心地よい香りだ。
これはなんの匂いだろうと考えてるうちに6階の受付に到着した。
エレベーターの扉が開き、右を向くと黒の下地に黒文字で「かるまる」の筆書きが。
壁には有名人の直筆サインもたくさん飾られている。
靴を脱ぎ、下駄箱に靴を入れ正面には、駅のホームに設置されているようなゲートが。
エレベーターに乗った瞬間から、驚きの連続であった。
「チェックイン」から「浴場」へ
下駄箱の鍵をゲートにかざし中に入ると、正面には署名を書くコーナーがあるので、署名後に受付へ。
受付でチェックインを済まし、自分のサイズに合った館内着を受け取る。
暖簾をくぐれば、着替えスペースだ。
エレベーターで感じたお香のようないい匂いは、着替えスペースまで漂っている。
縦長の大きいロッカーで館内着に着替え、早速サウナに向かう。
サウナは9階と10階にあり、エレベータの最上階は9階となっている。
10階へは9階の内部階段から上に登る仕組みだ。
エレベーターで9階へいき、そこで館内着を脱ぐ。
館内着を入れるロッカーにも鍵がついてるので安心だ。
浴場入り口にある「キンキンに冷えた無料提供されているレモン水」を紙コップに注ぎ、一気に飲み干す。
「水分補給準備完了!いざ、サウナのテーマパークへ!」
サウナ
ケロサウナ
ケロ材で造られたフィンランド式のサウナ。
入ってすぐに置いてあるサウナマットを手に取り、正面にはサウナ石が、左側と右側にそれぞれ2段座るスペースがある。
造りとしては省スペースだが、セルフロウリュウができる。
空いている下段のスペースに座り、10分ほど体を温める。
しっかりとした熱さを感じることができ、薄暗くなっているので心落ち着くサウナ体験ができる。
岩サウナ
このサウナが収容人数的にもメインといっていいのではないだろうか。
30分ごとにオートロウリュウがあったりアウフグースサービスがあったりと、あらゆるイベントが行われるのがこのサウナ。
アウフグースが行われた後に入ったせいか、いい香りを感じる。
5段あるうちの一番下の段に座ったのだが、一番下でもしっかりと熱さは感じる。
壁横の木でできた手すりが、5段目のところでグイッと捻りが加えられていてオシャレ。
また、かるまるのサウナ全般に云えるのだが、間接照明をうまく使っていたり、窓の形を丸くしたり等、デザインもかっこいい。
この間接照明の当て方は、後述する「ラグヒュアリーシングル」との共通点でもある。
随所に見られるので「施設コンセプト」といっても良いかもしれない。
蒸サウナ
超冷たい水風呂「サンダートルネード」の真ん前に、でっかいワイン樽のようなものが置かれている。
これが「蒸サウナ」だ。
人一人入れるスペースで、薬草を使用し、贅沢に蒸されることができる。
実際に入ってみると、薬草の匂いに包まれながらなんともいえない心地よさを感じた。
入り口は狭いが、中の天井は高いので圧迫感はあまり感じない。
扉も、完全には閉まらない仕様になっているので安全面も配慮されている。
入る前にタイマーをセットしてから先着順で入る方式だ。
薪サウナ
定員が5名の薪ストーブを利用したサウナ。
9階から10階への階段を登り、一番奥のスペースにある。
以前は抽選制で、決まった時間に浴場の入り口付近で抽選が行われ、当選するとプラスチックの番号が書かれた札を渡されていたが、現在は先着順になっている(※2026年6月現在)。
大判のバスタオルを腰に巻いて中に入る。
中はほぼ真っ暗で、ドアからこぼれる光と薪の光を頼りに、木でできたキシキシ音がする床をつたい椅子に座る。
5人が横一列に並び、前面に脛だけ見える横長の鏡が設置してあり、薪の火を鏡ごしに見ることができる。
木を焼いた、本能的に落ち着く懐かしい匂いに包まれながらのサウナ体験。
温度はそんなに高くなく、じっくりと薪が焼ける音を聞きながら、自分の世界に浸ろう。
水風呂
サンダートルネード
水流が渦巻いている「サンダートルネード」と呼ばれる水風呂。
水温は7度を示している。
ゆっくりと肩まで水に浸かり、2分ほど耐えようと思ったが俺には難しかった。
名前のとおり、入って10秒ぐらいで全身に電気が走るような冷たさを感じ、水流が水温に慣れさせる暇を作らない。
冷たすぎて体がピリピリする。
サンダートルネードに入った後に、すぐ横の「やすらぎ」と呼ばれる水風呂に入ると天国気分になれる。
やすらぎ
「サンダートルネード」に入った後に「やすらぎ」と呼ばれる水風呂に入る。
下からバブルがボコボコ生み出されている水風呂だ。
水温は25度程で、そこまで冷たくなく、水風呂が苦手な人でも入りやすい温度だ。
さらに、サンダートルネードの後に入ると、体がぽわーっとして「やすらぎ」を感じる。
昇天
水温が約33℃の、仰向けに寝転んだ体勢で、ジェット水流を受け、体をマッサージされながら水風呂に入れちゃうという、まさに「昇天」してしまうような心地よさ。
そのまま休憩もできちゃうので一石二鳥。
定員は4名なのだが、水流の出方が、左2つと右2つでそれぞれ違うのが特徴。
背中の水流は共通だが、片方は足に水流を受けることができて、もう片方は腰のあたりにジェット水流があたる。
仰向けに寝そべった時に首にあたる「鉄でできた丸太のような棒」が、ひんやり冷えていて気持ちいい。
水流が出てない時は、金属の棒のすぐそばに手をかざすと反応するセンサーがあるので使ってみよう。
アクリルアヴァント
10階の薪サウナのすぐそばにある「アクリルアヴァント」と呼ばれる一人用の水風呂がある。
水温15度ということもあり、かるまるの水風呂の中では一番スタンダードな水温かもしれない。
定員が1名の透明な五右衛門風呂のような形をした水風呂。
外気浴・内気浴
浴場に入って、一番奥のスペースで、ととのい椅子に座りながら外気浴ができる。
外気浴用のととのい椅子は6個ほど置いてある。
引き戸を開け、桶ですぐそばの炭酸泉をくみ、椅子にかける。
ととのい椅子に腰をかけ、乾燥したウィヒタが吊るされている木の格子ごしに池袋のビル群と空を眺める。
都会の喧騒に格子のフィルターをかけてみる景色はとても新鮮で、頭を空っぽにして眺めていると、「この空がはるか遠くのあの人のところに続いているんだなあ」と頭の中にこんなフレーズが浮かんできた。
サウナや水風呂に入ってからでないと、こういうシチュエーションにはならないのかもしれない。
ーーーーでも、なんか、この場所、好きだなーーーー
お気に入りの場所を見つけることができた時の満足感。
総じて、そのお気に入りの場所は外気浴ができるところが多い。
自分だけのお気に入りの場所は、さまざまなサウナに入って初めてわかることでもある。
これだから、サウナ巡りはやめられない。
ちなみに10階の薪サウナ横でも外気浴はできる。
また、内気浴スペースについては9階と10階にそれぞれ「ととのい椅子」が用意されており、十分な数が揃っているのでご安心を。
本格アウフグース体験
「かるまる池袋」では決まった時間に、アウフグースを受けることができる。
その中には本格的な熱波師さんが行う時間帯もある。
この日は熱波師の「マイティー」さん。
俺は、たまたま運よく浴場に入り、体を清め終わったタイミングでこのアウフグースを受けることができた。
岩サウナの最前列付近でいい席が空いていたので、そこに座る。
会場は満員御礼。
期待で胸がおどる。
目の前のサウナストーンの前には「100t」と書かれた木槌が置いてある。
シティーハンターで見るあのハンマーだ。
一体、何に使うのだろうか。
早速、アウフグースが始まり、人類の起源であるアフリカ大陸を彷彿とさせるような音楽が流れる。
ハンドボールの大きさくらいの氷玉をサウナストーンで溶かす。
1公演につき、3個の氷玉があり、匂いも各玉で違う。
100tハンマーでロウリュしながら、いい香りといい熱に包まれていく。
そして、マイティーさんの芸術ともいえるタオル捌きにうっとり。
タオルが華麗に舞いながら、前へ後ろへ、心地いい熱波を創る。
途中で、軽快なトークで場を盛り上げる。
とてもいいアウフグース体験に大満足であった。
サウナ飯(サ飯)
ここでは、かるまる池袋の館内にある「サウナ飯(サ飯)」を紹介する。
かるまる特製ビーフカレー
味噌汁、らっきょうなどもついてくる本格ビーフカレー。

ととのい痺辛パイカうどん ※2026年6月
「ソーキそばの上に載っている柔らかい肉」と言えばわかりやすいだろうか。
豚軟骨をじっくり煮込んだものがたくさん盛られている。
タレをかけ、味変に鎮江香醋をかければ、東南アジア系の麺類に変化し、あら不思議。

うずらのピクルス ※2026年6月
これは、酒のおつまみとして本当にオススメ。
口の中にしっかりと感じる酸っぱさが爽やかで、栄養価を考えても最高の一品。
後述する「いぶりがっこチーズ」を組み合わせれば、無限おつまみの完成。

鶏もも味玉辛ネギ盛り ※2026年6月
しっとりとした鶏もも肉、半熟煮卵、辛ネギが盛られた一品。
こちらも、おつまみにオススメ。

いぶりがっこチーズ ※2026年6月
前述した「うずらのピクルス」とてっぺんを張る至高の一品。
いぶりがっこのコリコリ感、りんごの甘酸っぱさ、チーズの酸味、一緒に口の中に入れるとそれぞれが相乗効果を生み出して、めちゃめちゃ美味くて酒のつまみに最高な一品であることに気づかされる。

鉄板オムナポリタン ※2026年6月
鉄板で運ばれてくるので熱々のうちに食べることができる。
鉄板両面の卵を半熟のうちに絡めて食べるのがオススメ。
ウインナーも「昔ながら」を感じさせる。

寒ブリ刺し ※2026年6月
説明するまでもないが、脂ののった寒ブリ。
日本酒と一緒にいただいたが、日本酒を飲むならセットで頼みたい。

宿泊
実際に自分が泊まったタイプの部屋についてレビューする。
カプセル
スタイリッシュな見た目のカプセル。
上下2段のいわゆるスタンダードなタイプで客室も一番多い。
ロールスクリーンが二重になっているので、防音性が高い。
空調も中で調整できるのが大きな強み。
ラグジュアリーシングル
受付でリストバンド型の鍵を受け取り、館内着をとってエレベーターで5階へと向かう。
エレベーターを降りて右へ向かうと、大人が「コアラのように抱きつくことができるくらい大きい木」が床から生えており、すぐそばにはボディケア等を行うための受付がある。
5階は「タイ古式」や「ヘッドスパ」等を行う「癒し処エリア」のようだ。
その大木の横をさらに進んだ先に、今日、俺が泊まる予定の部屋番号が見つかった。
リストバンド型の鍵を、ドア横の機械にかざすとピッと音がなりロック解除。
そう、俺が泊まる部屋は今回は「鍵付き個室部屋」のラグジュアリーシングルだ。
鍵はオートロック。
入ってすぐ左手には、大きな鏡のついた洗面台と冷蔵庫、右手にはシャワールームがある。
正面にはちょっとしたものを置ける木製の棚が見え、隣にはオシャレなレースのカーテン越しに窓がついている。
窓は曇りガラスで半分ほどロールカーテンを下ろした状態だ。
部屋の明かりは、部屋の縁を這うような感じの間接照明となっており、モダンでオシャレな部屋構成。
洗面台をさらに進んだ左手には、洋服掛けと個室トイレ。
右手には大きなダブルサイズ以上のベッドと、ベッドを椅子代わりにすればコワーキングスペースとして使える長机とその正面には大きなテレビがある。
まず俺がしたことは、ベッドにダイブ!
「うわっ!まるでマシュマロの上に乗ってるみたいだ!もっちり感のある柔らかさ。ここはお菓子の家か?」
不思議なことに、レースカーテンの模様が、高級デザートの上についてる細かい網目上の飴細工に見える。
床を見れば、バームクーヘンの模様に見えなくもない。
トイレに入ると、新品と言っても過言ではないくらいキレイな便器がお出迎え。
室内に入ると自動でトイレの蓋が開いてびっくり。
まさにラグジュアリー。
俺はこの部屋をめちゃめちゃ気に入った。
サウナのテーマパークという結論
サウナのテーマパークと呼ばれるだけあって、1記事では書ききれないくらい魅力の詰まったサウナ施設であった。
実際に俺は、何回も通い、この記事をリライトするごとに新たな気づきがあると感じている。
そして実際に、その体験は記事に反映されているはずだ。
でも、未だ発見しきれていない魅力があるはず。
池袋という街、「池袋かるまる」という施設、まだまだ通い続けて、あますことなく魅力を発信していきたい。
池袋おすすめ(ラーメン・サウナ)
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