【上野 町中華】珍々軒のラーメンとチャーハンで味わう昭和ノスタルジー

「上野・珍々軒の醤油ラーメン。レンゲに盛られた麺の上に絹さやとメンマが乗った、昭和ノスタルジーを感じる一杯。」

1. 上野という街の「伝説の町中華」

東京都台東区・上野。

東北地方へと繋がる「玄関口」としての役割を果たし、「上野発の夜行列車〜🎵」という有名な歌にも歌われてきた街。

駅前には東京ドーム約11個分の広さを誇る「上野恩賜公園」。動物園、美術館、博物館、桜並木——日本屈指の文化と自然を抱える場所。

そんな上野駅から高架線沿いを少し歩いたところに、伝説の町中華「珍々軒」がある。

よく「珍珍軒」と間違っている人を見かけるが正式名称は「珍々軒」である。

上野駅の不忍出口から徒歩3分くらいであろうか。

駅から少し歩けば、美味しい町中華を食べられるのもこの店の魅力。

「昔ながらのラーメン」や全国的に大人気な「チャーハン」を出す店。

昔ながらっていうけれど、俺の中の定義では「昭和後期〜平成初期?」あたり。

100年後には令和のラーメンも「昔ながら・・・」と定義されていくのだろう。

近現代における日本は、「明治〜大正〜昭和〜平成〜令和」と時代のバトンを繋いできた。

ーーーそんな「時代のリレー」を感じることのできる場所ーーー

JR線の高架下、常に人で賑わうその界隈で、半分アウトドアのような感覚で啜るラーメン。

上野の空気を吸い込みながら、時の流れを感じながら食べる一杯は、何物にも代え難い。

このブログを読み終わる頃には、時代に思いを馳せ「珍々軒」でラーメンとチャーハンを食べていることだろう。

目次

2. ラーメンは「シチュエーションの料理」だ

話は変わるが、同じラーメンでも、食べるシチュエーションによって味は変わる。

想像してみてほしい。

「気の合う友人と食べるラーメン」と「高圧的な上司と食べるラーメン」。

「無臭の席」と「トイレ芳香剤が強烈に香る席」。

どちらが美味しいかは、言うまでもない。

味覚だけではなく、嗅覚や心の機微、空腹感、色々な要素が複雑に絡み合って「美味しい」という評価を作り出す。

珍々軒には“ラーメンを美味しく感じるシチュエーション”が揃っている。

このシチュエーションが、さらに料理を引き立てるスパイスなのだ。

ーーーー高架を電車が走り抜ける音、人の流れ、店内の声、チャーハン鍋を振る音ーーーー

その五感で感じるすべてがスパイスになって、料理やお酒をより美味しくする。

3. 名物チャーハン、そしてラーメン、餃子

店員さんは、「姉さん」と呼びたくなる名物女将が出迎えてくれる。

「お兄さん、今日は何にする?」

女将に対し、いつもどおり「ビールとラーメン、チャーハン、餃子」を注文する。

まず届くのは生ビール。そしてサービスの「きゅうりの糠漬け」。

このきゅうりの糠漬けは自家製で、運が良ければ店で実際に作っているところを見ることができるかもしれない。

この「自家製きゅうりの糠漬け」に卓上の「自家製ラー油」をかけ、自家製コンビネーションで「ピリ辛自家製きゅうりの糠漬け」の出来上がり。

ちょうどいい辛さと歯応えで、ビールのおつまみにピッタリ。

酔いも少しまわってきた頃、ふと外に意識を向けると、高架を走る電車の轟音、道ゆく人の足音、チャーハンを炒める鍋の音、店内の話し声。

それらがすべて重なり合い、まるで昔にタイムスリップしたかのような感覚に浸る。

昭和?平成?・・・令和の時代に、昭和と平成のスパイスでラーメンとチャーハンと餃子を食らう。

珍々軒の看板メニュー「チャーハン」

珍々軒といえば、名物はやはり チャーハン。

しっとり系チャーハンの代表格で、常連も観光客もこぞって頼む大人気メニューだ。

一説によると、「東京3大チャーハン」の一つだとか。

チャーハンには大きく分けて「しっとり系」と「パラパラ系」があり甲乙つけ難いが、ここでは「しっとり系」の王道チャーハンが食べられる。

卵、チャーシュー、ねぎ等が入っており黄色い見た目のシンプルなチャーハン。

しかし、蓮華で米をすくい口に運べば「なぜ人気があるのか」の問いに対し即答できる美味さ。

いわゆる「卵チャーハン」なのだが、料理人さんが美味しく仕上げているのはもちろんなのだが、どことなく「懐かしさ」も感じる。

量は普通盛りでも大盛りくらいの量があり、中華スープも無料でついてくる。

「町中華らしいシンプルな玉子チャーハン。白い皿に盛られ、ふんわりとした玉子と香ばしいご飯が特徴の昔ながらの炒飯。」

珍々軒のラーメン(チャーシューメン)

チャーハンも激ウマなのだが、それでも忘れてはいけないのがラーメン。

「昔ながらの中華そば」という言葉がピタリと当てはまるチャーシューメン。

細麺のちぢれ麺に、鶏ガラの効いたスープ。サヤエンドウ、シナチク、チャーシュー・・・

あっさりとしていながらも旨みとコクもあり、「懐かしさと安心感」が押し寄せてくる一杯。

チャーハンでも「懐かしさ」を感じたのだがラーメンでも「懐かしさ」を感じる。

ちなみに、チャーハンのスープはラーメンと同じなので、両方頼むときは断るのがおすすめ。

「上野・珍々軒のチャーシューメン。透き通った醤油スープに細麺が沈み、厚めのチャーシュー、メンマ、さやえんどうがのった昔ながらの町中華の一杯。」

珍々軒の餃子

忘れてはいけないのが、この餃子。

皮がモチモチしていて、大きくて、「自家製ラー油」との相性バッチリ!

もちろん、具もたくさん入っているのだけれど、このモチモチ皮がたまらなく美味い。

酢と醤油と自家製ラー油をミックスしたタレに餃子をつけて食べるのがおすすめ。

ビールがすすむこと間違いなし。

「上野の老舗町中華『珍々軒』の焼き餃子。ふっくらとした皮に焼き目が入り、手作り感のある餃子が皿に並ぶ。横には餃子用の酢醤油ダレが添えられ、懐かしい雰囲気が漂う一皿。」

4. まとめ:ふらっと立ち寄りたくなる場所

大都会の真ん中で、駅を降りた後にふと立ち寄り、外の空気を吸いながら啜るラーメン。

ラーメンやチャーハン、餃子が美味しいのはもちろんのこと、どことなく「懐かしさ」を感じさせてくれる。

珍々軒は、そんな体験をさせてくれる貴重な町中華だ。

  • 名物チャーハンの旨さと懐かしさ
  • チャーシューメンの安心感と懐かしさ
  • 高架下のノスタルジックな雰囲気

きっと気づけばまた足を運んでしまうし、みんなも気づけば珍々軒に足を運鼻たくなっていることだろう。

ここで食べるラーメンは、味だけでなく“時間”までも美味しくしてくれる。

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