裏と表、そのどちらも主役だった——「裏武蔵家 西千葉本店」で体験した二つの家系ラーメン

裏武蔵家西千葉本店の家系ラーメン。キレのある豚骨醤油スープと豪華トッピングが特徴の一杯

裏と表──物事は常に一つである

全ての事象には、必ず「裏」と「表」がある。

どちらが上でどちらが下ということではなく、見る人の視点やその時々で、主役になったり脇役になったり、脇役が台頭すると主役になったりと、二つの要素は根本的に一つで「表裏一体」である。

過去にブログで執筆した「武蔵家富士見店」を一言で表現するならば「サービス満点の店」と評するが、「裏武蔵家」はどのような店なのだろう。

事前に調べた情報だと食べログの「ラーメンEAST百名店2025」に初選出されたとある。

また、「SUSURU TV SRY2022 家系部門大賞」も受賞。

ネーミングだけでなく、たくさんの人に評価されている名店に興味を持った俺は、JR総武線の西千葉駅へと向かった。

西千葉という街、そして立地

まず、西千葉駅についてなのだが一言でいうと「学生街」である。

千葉大学、千葉経済大学、専門学校などの学生が多く、1日の駅乗降客約20,000人のうちの大半を学生が占めているといわれる。

確かに駅を降りても学生が多かった印象だ。

そんな西千葉駅南口から歩いて徒歩1分の好立地に「裏武蔵家西千葉本店」はある。

南口すぐの階段を登って、お言う段歩道の前で右を向けば、「裏武蔵家」の赤い看板が見えるので、どんなに地理が疎い人でも絶対にわかるので安心してほしい。

西千葉駅南口から徒歩1分にある「裏武蔵家 西千葉本店」の外観。赤い看板に白文字で「裏武蔵家」と書かれ、横浜家系ラーメンの文字が目立つ店舗正面の様子。

駅から徒歩1分というのも「裏武蔵家」の大きな魅力である。

初訪問時の並び方と入店ルール

駅の南口から徒歩1分、店の中の券売機前には数人の並びが外から見える。

店の前に置いてある看板を見ると、「食券をまだ買っていない人用の列」と「食券を買った後用の列」で並ぶ場所が変わる。

基本は、まず食券を券売機で事前に買わないといけないので、「食券をまだ買っていない人用の列」に並び食券を買う。

この列に並びがなければ、店内に入って食券を買う。

食券を買い終わったら店の外に出て、「食券を買った後用の列」に並んで店員さんの案内を待つ。

今回は外に並びはなかったので、そのまま店内に入って食券を買い、すぐに店員さんに席を案内された。

初めての人は、ぜひこの流れを覚えておいてほしい。

裏武蔵家ラーメン(大)を注文

俺は、券売機で「裏武蔵家ラーメン(大)」を買い、店員さんに食券を渡す。

店員さんに好みを聞かれたので「硬め・濃いめ」で注文。

「学生さんですか」と聞かれ、一瞬戸惑ったが学生ではないことを伝える。

どのお客さんにも言っているわけではなさそうなので、若く見られて素直に嬉しい。

どうやら、学生だと「ご飯1杯無料(並)」のサービスがあるらしい。

家系ラーメンといえばライスなので、ライス無料のサービスは学生さんには嬉しいサービスであろう。

卓上調味料と着丼前の準備

店の入り口横で、コップを手に取り水を入れ、壁にかけてあるフックに脱いだ上着とリュックをかけて着丼を待つ。

卓上には、武蔵家でお馴染みの「きゅうりの漬物」がちゃんと置いてある。

このきゅうりの漬物が美味しいんだよなあ、また。

他にも、ニンニクすりおろし、コショウ、豆板醤も。

紙エプロンも使用可能なので、オシャレ着でも安心してラーメンを食べることができる。

裏武蔵家ラーメン(大)実食レビュー

いざ漆黒のラーメン丼ぶりに入った「裏武蔵家ラーメン(大)」が着丼した。

裏武蔵家西千葉本店の裏武蔵家ラーメン。漆黒の豚骨醤油スープにチャーシュー2枚、味玉、ほうれん草、のりが豪快に盛られた一杯

「モモチャーシュー2枚、味玉、のり5枚、ほうれん草」の豪華トッピング。

まずは黄金色に輝くスープを一口。

カエシがキレッキレ。

まるで、大谷翔平の魔球「スイーパー(高速スライダー)」のようにキレッキレだ。

一口飲んだだけで、絶対にハマるやつと確信。

「こういう味なんだろうな」という固定観念を見事に打ち崩された。

そして、カエシに負けない動物系の重厚なスープ。

両方の主張がしっかり感じられる極上スープに仕上がっている。

濃いめにした分、カエシがやや前に出る印象だけど、このカエシの風味が抜群にいい!

麺とスープの完成度

次に麺をすする。

麺は中太の平打ちで短めの酒井製麺を使用するこだわり。

口に運んだときのスープ量まで計算して設計されてるんじゃないかと思うほど、スープとのバランスが最高。

あまりにも美味しくて、俺の麺をすする速度もキレッキレ。

麺をすする幸せな時間はあっという間に過ぎ、気づくと完食していた。

回転率と客層について

店を出る時に行列ができていたけど、1階のカウンター席だけではなく2階にも席は用意されているので団体客でも安心して行くことができる。

また、見ている感じで回転も早いので行列はそこまで気にしなくていいだろう。

やはり、土地柄のせいか学生さんが多いような気がするが、男性も女性も楽しめる店であることは間違いない。

初訪問の総評

結論として、総じて行って良かったと思えるお店。

全体的に力強さはありつつも、どこか上品さを感じる一杯であり、家系好きなら一度は体験してほしい一杯であった。

近いうちに再訪して、次は普通のラーメンを頼んで比べてみたいと思う。

再訪、今度は「ラーメン」を試す

再び、「裏武蔵家」を訪れる。

前回は、あまり並ばずに入れたが、今回は10名ほど並んでいる。

全員が食券を買い終わった後の列に並んでいたので、俺は券売機で「ラーメン(中)」と「ライス(中)」、「極上のり」の食券を買い列に並ぶ。

20分もしないうちに席に案内され、着丼を待つ。

もちろん、お好みは「硬め・濃いめ」で注文済なので「裏武蔵家ラーメン」と条件は同じだ。

店員さんも元気いっぱいで気持ちがいい。

極上のりとライス

まず最初に、「極上のり」が提供された。

裏武蔵家で提供される「極上のり」。小皿の上に重ねて盛られた厚みと密度のある海苔で、色味が濃く上質さが伝わる一品。

お皿の上に、キラキラと輝く極上のりが5枚。

今まで、最上級の海苔は食べたことがないので、普通の海苔とどう違うのか検証したい。

そして次にライスも。

ラーメン(中)実食

まもなく、ラーメンが着丼。

裏武蔵家西千葉本店のラーメン。濃厚な豚骨醤油スープに中太麺、チャーシュー、ほうれん草、海苔が豪快に盛り付けられた一杯

「裏武蔵家では裏が表メニューの立ち位置なので、このラーメンは裏メニュー?」なんてことを考えながら、スープを啜る。

こちらのスープもキレがある。

キレッキレではないが、同時に動物系のコクをバランスよく感じる仕様。

あえてキレを抑えて、裏武蔵家ラーメンとの違いをバランスを見ながら演出しているのだろう。

同じ「豚骨醤油の家系ラーメン」なのに、まるで違うラーメンに仕上がっている。

極上のり検証

そして「極上のり」を1枚取り、スープにひたす。

浸した海苔をご飯の上にのせ、ご飯を海苔で巻いて口へ運ぶ。

果たして、極上は普通とどう違うのか。

結論、明確に極上と普通は違った。

極上のりはスープに浸した時も簡単にへたらずに密度が詰まってる感じ。

そして、肝心の味も「海苔の味がしっかりとして濃い」という感想がしっくりくる。

「海苔ってこんなに味がするものなんだなあ」と初めての極上体験に感動した。

どちらを選ぶべきか

「裏武蔵家ラーメン」と「ラーメン」のどちらを選べばいいか問題だけど、結論としては「裏武蔵家ラーメン」をオススメしたい。

理由は、キレッキレのカエシが効いた1杯をぜひ体験してほしいからだ。

この「裏武蔵家」でしか体験できない一杯であることは間違いない。

そしてその際には、好みのトッピングと、ご飯に極上のりも忘れずに。

千葉市でオススメのラーメンはこちら🍜👇

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