船橋の人気店「自家製麺 ご藤」とは(アクセス含む)
訪れたのはJR船橋駅から徒歩10分ほどの場所にある「自家製麺 ご藤」である。
ショウガのたっぷり入ったつけめんや手もみ麺を使ったラーメンなどがあり、開店前から行列ができるほどの人気店である。
今回注文する「特製つけめん」は、香りと刺激がクセになるショウガ好き必見の至高の一杯。
この記事を読み終わる頃には、あなたもその足で「自家製麺ご藤」に行きたくなってしまうこと間違いなし。
店までのアクセス
千葉県内で有数の駅である船橋駅は、県内で最も利用者数が多い駅で、アクセスの利便性が高い。
駅から店へと向かう道中だが、船橋駅の北口を出たら、東に向かって道路沿いを歩くとJRの高架線下にファミリーマートが見える。
その高架線沿いをまっすぐ東に向かって歩くと、「サウナ ジートピア」の前を抜け、途中で高架線をくぐれる信号があり、高架線をくぐったら今度は京成線の高架沿いを東に歩くとローソンが見えてくる。
さらに真っ直ぐ進むと「新海老川橋」があるので、そこを突き当たりまで進み、大きな道路に当たったらそこの信号を渡って、すぐ左手にあるのが「自家製麺ご藤」だ。
ローソンの前にセブンイレブンの案内表示があったり、橋の上に人形がのっていたり散策気分で店まで歩ける。
ショウガとラーメンの相性について
ショウガは家系ラーメンでは卓上調味料として置かれていたり、札幌味噌ラーメン(純すみ系)でアクセントとして入れられていたりとラーメンにも度々登場する食材である。
血行促進や免疫力向上、消化促進、発汗作用など健康・美容効果が豊富で、サウナ後のオリジナルドリンク等にも頻繁に取り入れられていたりもする。
個人的な好みの話になってしまうが、無料トッピング等でショウガが卓上に置いてあると、ついつい多く入れてしまう。
特に、ラーメンを食べすすんだ後半にショウガを食べると口の中がさっぱりとして、最後まで美味しく食べることができる。
そして、ショウガを食べた後の喉や体がポカポカする感じも、たまらなく好きだ。
店内の雰囲気と注文方法
料金は前払い制で、着席したら店員に現金で直接支払うシステムになっている。
座席はカウンターが中心で、奥にテーブル席があるので団体客にも対応可能だ。
荷物棚入れや紙エプロンも用意されているので、安心して食に集中することができる。
明るく清潔感のある店内は、一人客や女性客でも入りやすい雰囲気である。
「特製つけめん」の実食レビュー
今回注文したのは「特製生姜つけめん(1,350円)」である。
スープ
スープの入ったお椀には山盛りのショウガがのっており、ショウガの香りが鼻を突き抜ける。
煮卵、ナルト、ネギ、ブロックチャーシューが盛り付けられ、迫力のあるビジュアルだ。
ショウガの辛味・酸味・甘味にスープのコクが重なり、最初の一口の感想が「最上級の生姜焼き」を連想させるような味わいであった。
卓上の「唐辛子酢」を入れるとスープがピリッと酸味のある味に変化し、最後まで飽きさせない。
最後にスープ割にしてもらったのだが、ここでもショウガの存在感を最後まで感じることができた。
そして、飲み終わった後は喉がジーンと温かく、体もポカポカ。
店員さんの「ありがとうございました。いってらっしゃい。」の一言に心も温まった。
麺
表面がツルツルと光る自家製麺は、加水率高めで喉越しが良い。
噛んだ瞬間にスッと切れる歯切れの良さがあり、ショウガの効いたスープと相性抜群である。
さすが「自家製麺ご藤」というだけあって、麺にこだわりを感じた。
チャーシュー
低温調理されたチャーシューは柔らかくジューシー。
噛むと肉の旨みと上品な脂の旨みが口の中で調和する。
ショウガのスープにドボンすると、まるで「最上級!生姜焼き風低温チャーシュー」の如く、肉とスープのタッグで、ここでしか味わう事ができない。
食べ終わってから数日すると、スープにつけた低温チャーシューを食べたくなってしまうくらい中毒性のある美味しさ。
再訪(2025年10月)
前回食べた、特製つけ麺が美味しすぎて「自家製麺ご藤」を再訪した。
今までなら、前回頼んだ「特製つけめん」を頼むのだが、ぐっと頼みたい気持ちを抑えて今回は「特製らーめん(1,250円)」と「肉めし(300円)」を頼むことにした。
「ショウガがガツンと効いた特製つけめん」が美味すぎて衝撃を受けた前回だったが、今回はどのような感動があるのだろうか。
期待に胸を躍らせながら、着丼を待つ。
着丼したラーメンを見てまず「よっしゃ!低温チャーシューが入ってる!」というのが第一の感想。
前回食べた特製つけ麺にも入っていたのだが、この低温チャーシューがめちゃめちゃ好きなのだ。
やさしく噛むだけでスッと切れるくらいチャーシューが柔らかく、肉の旨みと上品な脂の甘みがジュワッと広がる極上のチャーシュー・・・(ごくり)。
- 「特製らーめん」
この低温チャーシューが2枚。
そして、海苔、ナルト、煮卵、小松菜(だと思う)、細切れのチャーシュー、あと低温チャーシューの下に隠れてるのだが、また違う種類のチャーシューが入っている。
低温チャーシューの下に隠れているチャーシューは、柔らかすぎず硬すぎずのちょうど中間のチャーシュー。
そして細切れのチャーシューに衝撃を受ける。
「コリッ!コリッ!」と硬さがあるお肉に皮がついた肉。
この肉が本当に美味い。
3種類のそれぞれ特徴の違うチャーシューを一杯にまとめて、味も噛みごたえもそれぞれ違うので、チャーシューを堪能できる。
麺は、少し平べったくウェーブがかなりかかった太めの手もみ麺で、麺がツルッとしてもちもちで美味い!
スープは醤油タレがキリッとしながらも、動物系の出汁がやさしく溶け込んだ何層もの旨みを感じるスープ。
ラーメン一杯の全体的なバランスが極めて高く、今回も感動を味わうことができた。
- 肉めし
前回も注文したのだが、写真を撮り忘れたのでここでリライト。
炙ったチャーシューのブロックがゴロゴロたくさん入っていて、タレが絡んだチャーシューをご飯と一緒に口に運べば、満足感このうえなし!
一緒に渡される味変用の「シーザードレッシング」をかけて食べると酸味が加わり、最後まで美味しく食べることができる。
300円でこの肉の量とご飯の量なので、コスパもいい。