休日の過ごし方が人生を決める
いつものように何気ない休日。
サラリーマンをしていると、週の終わり頃に休日が来るのを待ち侘び、休日が終わると翌日からの仕事で頭を悩ませ、また休日を待つ──その繰り返しである。
自己啓発、休養、自己投資。
休日の配分によって人生の充実度や幸福度は大きく変わることは疑いない。
私にとって、その答えの一つが「楽天地」である。
今回は東京・錦糸町にある 楽天地スパの体験記 を記す。
駅直結の好立地にある「楽天地スパ」
錦糸町駅を降り、半蔵門線なら徒歩1分。
「楽天地ビル」の9階に受付がある。
映画館も併設されたビルのため、エレベーターは混雑気味。
しかし扉が開けば、そこは「天空の楽天地」である。
最初に入った「ikiサウナ&ボナサームサウナ」
体を清め、最初に向かったのは「ikiサウナ&ボナサームサウナ」である。
- コの字型に並んだ2段ベンチ
- ベンチ下のヒーターでじんわり温まる
- 薄暗い室内に輝くサウナストーン
テレビから流れるニュースを耳にしながら、背筋を伸ばし12分汗をかいた。
その後は目の前にある水風呂へ直行。
水風呂と「ととのい椅子」
水風呂は16℃前後で理想的な温度。導線も完璧である。
体を冷やした後は、窓際の「ととのい椅子」へ。
大きな窓から錦糸町の街並みを一望でき、太陽光が優しく瞼を照らす。
労働の象徴であるオフィスビルすら、景色の一部として眺められる。
熱波イベント「ロウリュ」
2回目のサウナでは、運良くロウリュに参加できた。
スタッフが団扇とタオルを駆使して熱波を送る。
熱さと心地よさが入り混じり、思わず声が漏れるほどの体験であった。
1時間に1回開催されるこのイベントは、まさに贅沢の極みである。
「よもぎスチームサウナ」と温泉
「よもぎスチームサウナ」は体感温度が高く、薬草の香りに包まれる。
美肌や体質改善にも効果的とされ、スチーム好きには格別である。
さらに、地下650mから湧く黒湯の天然温泉、高濃度炭酸泉も備わる。
洗体用のザラザラしたタオルも自由に使用可能で、細部まで行き届いたサービスであった。
サウナ後のご褒美「冷や汁ラーメン」
サウナの後は「展望レストラン」へ。
今回注文したのは「冷や汁ラーメン」である。
冷えたスープと麺に、きゅうり・豆腐・みょうが・ごまが絶妙に絡む。
食後は付け合わせのご飯を投入し「冷や汁」として二度楽しめる構成。
暑い夏にぴったりであり、ラー油を加えれば辛味が加わり、さらに旨さが広がる。
サウナ施設でこれほど完成度の高いラーメンに出会えるとは、驚きであった。
休憩スペースで極上のひととき
食後は休憩スペースへ。
静かな部屋、寛ぎの部屋、展望休憩室とタイプが分かれ、リクライナーやカウチソファも充実している。
読書をしているうちに眠りに落ちる──これもサウナの醍醐味である。
まとめ
- 錦糸町駅直結の極上スパ
- サウナ2種+ロウリュ+温泉の贅沢空間
- 水風呂・導線・休憩スペースがすべて完璧
- そして「冷や汁ラーメン」が唯一無二の一杯
錦糸町「楽天地スパ」は、休日を極楽へ変える場所である。
天空の楽天地から地上へ戻ると、不思議と「また頑張ろう」という気力が湧く。
人生の「楽天地」は、案外近くにあるのかもしれない。