月8回、ラーメン屋に並ぶだけで一流になれるとしたら?

1、待ち読書とは

皆さんは行列のできるラーメン屋に並んでいる時に何をしていますか。

周りを見渡すと、スマホをいじっている人がほとんどで8割ぐらいはいる感じである。

この待っている時間こそ、貴重な時間であり自分の人生を豊かにする時間なのだ。

電子書籍もいいのだが、ラーメン屋で並んでいる時は紙面の読書をお勧めしたい。

まず、紙の読書のどこが優れているのかというと、太陽光の元でも文字が読みやすいのが大きな理由である。

太陽光の元では、スマホでの電子書籍は読みづらくお勧めできない。

電子書籍用タブレットであれば、太陽光の元読みやすい面はあるがいかんせん持ち歩く手間や充電する手間がかかってしまう。

紙の本ならば嵩張ることなく、いつでも取り出して読書を楽しむことができる。

このように俺は待っている時間は読書に勤しんでいる。

ラーメンを食すことを楽しみに待ちながら本を片手に待ち時間(無駄な時間)を生きた時間の読書に費やす。

これが「待ち読書」の真髄である。

俺がラーメン屋で待ちながら読んできた本の中には、心を動かされたフレーズや実生活に役立ちそうな文言、記憶に残るキャッチフレーズ・・・

そのような言葉との出会いはラーメン屋の外で生まれている。

2『世界の一流は休日に何をしているのか』越川慎司さん

俺が待ち読書した中で、すごく参考になったのが上記の本である。

まずタイトルが素晴らしい。

世界の一流が休日に何をしているのか気になってしまう。

もし俺が一流の人間ならば、世界の一流は休日にラーメンを食べていることになる。

世間的には、休日は長く寝たり、寝転んだり、ぼーっとして過ごす人は多いのではないだろうか。

そのほうが体は休まりそうな気がするし、実際に休んでいる時間が多いことは確かである。

しかし、一流の人は「土曜日をチャレンジデー」とし、気の合う仲間と趣味を楽しんだりセミナーなどに参加する人が多いようだ。そして自己効力感を高めて、次の仕事にチャレンジする。

このように動的な行動をとることによって休日を有意義な時間にしている。

そして、休日を取るために働くというマインドが染み付いているようだ。

私が気になったフレーズについてはマーキングをしているので紹介したい。

「ビルゲイツは毎週1冊(50冊)本を読んでいる。また、調査によると一流のビジネスパーソンは1年間で平均43.2冊の本を読書しているようだ。これに対して平凡な人の読書量は平均2.4冊らしい。」

休日に関する本なのだが、読書についても触れられており、俺はこの事実がとても記憶に残っている。

よく格差社会という言葉を耳にするが、一般的にはお金を稼いでる人と稼いでない人との対比で使われることが多いが、実は読書量の差が経済格差につながっているのではないか。

1ヶ月に1冊ずつ本を読めば、平凡な人の読書量の5倍になる。2冊なら10倍・・・

俺もビルゲイツの読書量超えを目標にしたいと強く思った。

ちなみに、俺のラーメンを食している量は低く見積もっても年間120杯は確実に食べている。

200杯くらいがいい線ではないかと思っている。

俺がこの本を読んでみんなに伝えたいと思ったのを一つ挙げるならば「読書の大切さ」である。

休日に行列のできるラーメン店に月8回通ったとして、各日、1時間並ぶと仮定する。

文庫本300ページぐらいの本は個人差はあるが8時間で読み終えることができる。

並んでる時間に本を読むだけで、月に1冊の読書ができる。

読書をすれば一流に近づき、稼げる確率も高くなり、稼いだお金でラーメンを食べる。

そして待ちながら本を読み・・・

ーーーこのサイクルで、ラーメンを食べながら一流の人間になれるのかもしれない。ーーー

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