「ととのい」記事では北欧のサウナとラーメンについての体験を綴った。
ここでは、麺脇役として「北欧カレー」について綴りたいと思う。
実はチャーシューメンの他にも「北欧カレー」を注文しており、このカレーが主役級にうまい!
何がいいかって、まず、具が大きいこと。
ジャガイモや野菜の大きさが規格外にでかく、またそのデカさが美味さにつながっている。
そして、当たり前かもしれないが味がいい。
言い換えるならば、いい意味で家庭的なカレーという表現がしっくりくる。
昔、小学生の頃に友達の家に遊びに行った。
家族ぐるみの付き合いがある関係で、よくお泊まりも含め遊びに行ったものだ。
その中で記憶に残っているのが、友達のおばさんが作ってくれたカレーライス。
スパイスが明らかにプロ仕様で、本格的なカレーだったのを覚えている。
今までたくさんのカレーを食べてきたけど、今でも記憶の中枢にはこのカレーがある。
そして、具の大きさは実の母親が作るカレーに近い。
母親のカレーは市販のルーをいくつか買いミックスさせたもので、毎回、調合は変わる。
手元に何のルーが残っているかで調合が変わるため、毎回味が変わる。
こんなことから、この北欧のカレーは「友達のおばさんのカレー✖️母のカレーのコラボ」のように感じた。
ーーープロ仕様でとてつもなく美味しいカレーなんだけど、家庭的な懐かしさのあるカレーーーー
もはや、麺脇役ではなく主役ではないのかというのは置いといて、それくらい大好きなカレーである。
そして、まだまだ魅力が尽きないのがこのカレーである。
なんと、カレーを注文すると「カレー専用発汗スパイス」と「ココナッツ香る燻製オイル」が一緒に卓上に運ばれてくる。
この調味料がまたすごいの一言。
カレーを半分ぐらい食べたところで、燻製オイルを一回りかける。
すると、大きく味が変化し、タイのグリーンカレーを彷彿とさせる南国風のカレーに様変わりするのだ。
つまり、一杯のカレーで2つの本格的な味が楽しめるのだ。
ーーーー日本からタイへの瞬間移動ーーーー
これだけではない。
辛さが足りなければ「カレー専用発汗スパイス」の出番である。
このスパイスがまた、とてつもなくいい。
辛さだけではなく、スパイス独特の香りもプラスされる。
驚くことに、この2つの調味料は北欧オリジナル商品となっており、受付で買うこともできる。
俺も、この2つの調味料と北欧オリジナルのレトルトカレーを買った。
レトルトカレーも美味しかったのは言うまでもない。
こんなすごいカレーがカレー専門店ではなく、サウナ施設で食べることができるのだ。
俺は大盛りを注文したが、半カレーもメニューにあるので気軽に注文することができる。
ーーー異国の地「北欧」で日本のおふくろの味を感じたカレーであったーーーー