「屯ちん 池袋本店」十数年ぶりに再会した東京豚骨ラーメンと、あの頃の記憶

東京豚骨ラーメンの老舗「屯ちん 池袋本店」へ

今回は「東京豚骨ラーメン」の老舗ラーメン店「屯ちん 池袋本店」である。

1992年に創業し、今でも高い人気を誇っている。

豚骨ラーメンにも色々あり、九州の濃厚な博多・久留米風豚骨ラーメンとは異なり、東京独自に発展したさっぱりとした豚骨ベースのラーメンを「東京豚骨ラーメン」という。

場所は、世界的なターミナル駅である「池袋駅」。

様々なラーメン店がひしめく激戦区でもある。

十数年ぶりの再訪店

実はこの店、十数年前に訪店したことがある。

当時学生だった頃、埼玉出身の友達から「池袋にうまいラーメン屋があるから食べに行こう」と誘われたのがきっかけである。

社会人になってからもその友達とは何回か会っていたが、コロナ禍があったこともあり、今では疎遠になってしまっている。

当時の記憶を呼び覚ますと、うっすらとだが当時の一杯が脳裏に浮かぶ。

「当時のラーメンはどんな感じだったかな」と昔の記憶を辿る食事をするため、店に向かう。

行列と曖昧な記憶

「池袋・屯ちん池袋本店の入口。白い暖簾に『池袋 屯ちん』と書かれ、店頭には券売機と東京豚骨ラーメンのポスターが掲示されている外観」
「池袋・屯ちん池袋本店の夜の外観。白い暖簾に『池袋 もっちん(屯ちん)』の文字があり、入口には券売機とラーメンのメニュー看板、店頭ポスターが並んでいる」
「池袋・屯ちん池袋本店の黄色い電飾看板。『池袋 東京豚骨ラーメン 屯ちん』と書かれた縦長の看板が夜の路地に光っている」

日が暮れて、飲んだ後のサラリーマンたちが店内に並んでいる。

その列に、学生から社会人へと変貌を遂げた俺も列に並ぶ。

店の場所自体は変わっていないようだが、当時の記憶が曖昧で初めて来た店のように感じる。

テーブルが木材だったことは覚えているのだが、決定的な「記憶の証拠」とはならなかった。

注文と「大盛無料」の精神

券売機で「東京豚骨ラーメン」の得入りを注文。

得入りとは要は「全部のせ」ラーメンのことである。

そして驚くことに「大盛無料」とあったので、大盛りにしてもらった。

後に、当時は「大盛りもご飯も無料」だったと調べていくうちに知った。

屯ちんは「ラーメンでお腹一杯になって貰いたいという想いで始めたラーメン屋です。」と公式ホームページに書いてある。

物価高の波はラーメン業界にも押し寄せているが、「大盛無料」という当時の理念を貫いていることは関心に値する。

卓上調味料も「自家製ラー油」「ニンニク」「豆板醤」「辛子高菜」等が揃っているし、麺も「中太ちぢれ麺」と「ストレート」から選ぶことができる。

ちなみに俺は、今回は打ち立ての自家製麺の「中太ちぢれ麺」で注文した。

着丼、そして記憶が蘇る

着席ししばらくすると、「チャーシュー」「ネギ」「メンマ」「半熟卵」「海苔」が載った豪華なラーメンが着丼。

「屯ちん池袋本店の東京豚骨ラーメン得入り。ネギ、チャーシュー、味玉、海苔がのったあっさり豚骨スープの一杯」

まずはスープから啜る。

「あっさりとしながらもコクのあるスープ」で、飲んだ後と思われる客が多いのも頷ける。

次に麺を啜る。

「!!!???」

そう、当時友達と食べたラーメンは確かこんな感じだった。

当時の記憶を辿る過程は、着丼した一杯のラーメンにより思い起こされたのである。

「確か、ご飯の上に辛子高菜をのっけて食べたなあ。」

「単位が取れるかどうかの話もしてたなあ。」

「あいつ、今何してるんだろう・・・。」

ラーメンが当時の俺と今の俺を紡ぎ、時の流れが早いことに気づかされる。

味の感想とこれから

肝心のラーメンは、中太ちぢれ麺でスルッと喉越しがよく、辛子高菜を入れると辛さを増して味変できる。

営業時間も23時までやっているので、まさに「締めのラーメン」にもピッタリではないだろうか。

今度は麺をストレートで頼んでみたり、「つけ麺」にもぜひチャレンジしたい。

これから食べるラーメンの一杯一杯が、時を巡りいつか思い出になるのだろう。

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