はじめに:仕事終わりのご褒美、麺屋一燈へ
「レインボー新小岩」の個室に宿泊予約を入れていた俺は、仕事終了後に即新小岩へと向かった。
仕事で疲れた体に鞭を打ちながら、電車に揺られ、駅のホームに着く。
目的の「レインボー新小岩」は駅の南口から徒歩1分なのだが、俺は駅の北口へ向かう。
なぜなら、レベルの高いラーメン・つけめんを提供していることで有名な「麺屋一燈」のつけめんを食べるためだ。
「レインボー新小岩」でもサウナ後にラーメンを食べる予定なのだが、2時間空ければ問題ない。
そんな「麺類完食計画」を立て、麺屋一燈へ向かって歩みを進める。
並び方のルールと予約システム
店の前に着くと、少々の並びがあったがまだ行列の人数は少ない。
どうやら、並ぶ箇所が2箇所あるのだがどういうことなのだろうか。
立て看板が設置してあり、並び方の説明が図面付きで丁寧に書いてある。
要約すると「予約してある人は入り口の左側、予約してない人は入り口の右側に並んでください」という趣旨のことが書いてあった。
俺は、予約システムがあることを店について初めて知ったので、入り口の右側に並ぶ。
運が良かったのか、すぐに店に入ることができた。
券売機でチョイスしたのは「チャーシュー濃厚魚介つけ麺」
入ってすぐの券売機に現金を入れる。
つけめんもラーメンもどちらも美味しいと評判なのだが、今回は「チャーシュー濃厚魚介つけ麺」をチョイス。
加えて、中盛のオプションをつける。
店員さんに食券を渡し、いざ着席。
席はカウンター席のみとなっており、約10席程用意されている。
待っている間に店内を見渡すと、食べログ等のトロフィーが多数飾られており、店の歴史や格式を感じることができる。
仕事で疲れた体に染みる一杯を待ち侘びながら、名店のつけ麺に想いを馳せる。
実食レビュー:「チャーシュー濃厚魚介つけ麺(中盛)」
そして、とうとう「チャーシュー濃厚魚介つけ麺(中盛)」が到着。
な、なんと大ぶりのチャーシューが3種類2枚ずつで計6枚盛られている。
鴨肉の低温チャーシュー ※おそらく鴨肉
かなりレアな見た目だが、肉の弾力性を一番感じることができるチャーシューだ。
噛むたびに、肉の弾力性が跳ね返ってきて、それと同時に上品な肉の旨みも染み出してくる感じ。
濃厚魚介スープにつけて、肉を噛み締めれば忘れられない食の思い出となること間違いなし。
鶏胸肉のチャーシュー
鶏胸肉はタンパク質たっぷりで、ヘルシーな食材だが濃厚魚介スープにつければご馳走に早変わり。
「鶏胸肉ってパサパサしてない?」と思った方もご安心を!
ここの鶏胸肉は、しっとり柔らかい極上の鶏胸肉チャーシューなので美味しくいただける。
豚ロースの低温チャーシュー ※おそらく豚ロース
しっとりとしたお肉で肉の旨み最大限感じることができる。
例えるならば柔らかい高級ハムのような食感。
それぞれのお肉が、それぞれの特徴を主張し、それぞれが主役となって「チャーシュー濃厚魚介つけ麺」を構成している。
麺とスープの完成度
そして綺麗に折り畳まれた麺に箸をのばす。
太めの弾力性と噛みごたえのある極上麺。
まず、麺だけで食すと、小麦の風味を感じることができる。
麺だけでもうまい。
そして、次はスープにつけて啜る。
動物系と魚介系をミックスした熱々な濃厚つけ汁につけて啜れば、箸が止まらない。
スープの中の“つみれ”とシナチク
スープの中に入っている「コリコリ食感のつみれ(軟骨が入ってる?)」にも驚きが!
なんとスープよりも熱々なのである。
ハフハフしながら、つみれを程よく冷まし、食感と旨みを味わう。
スープの中に入っているシナチクも肉厚でうまい。
スープ、麺、チャーシューのそれぞれのレベルが際立っており、至高のつけ麺を形成している。
スープ割で締める余韻
あっという間に食べ終わり、卓上におかれているスープ割用のスープを注ぐ。
割用のスープ自体にはっきりとした旨味があり、美味しいスープ割を堪能できた。
総括するならば、全てにおいて作り手の細かなこだわりを感じることができ、感動の一杯となった。
全国一位の名店、その実力を体感
今回訪れた「麺屋一燈」だが、実は過去に食べログのラーメン部門で全国一位になったことがあるくらい有名で実力のある名店なのである。
そして、実際に食すことにより、この情報の信憑性を自分の舌で感じることができた。
まだまだ、他のメニューについても食してブログをリライトし続けていきたいと思っている。
オマール海老のビスクつけ麺編(再訪)2025.10
「レインボー新小岩」の個室部屋で一夜を過ごした俺は、朝早くにサウナに入ってととのい、食堂で醤油ラーメンを食べ、チェックアウトの11時まで部屋でゆっくりした後に、再び「麺屋一燈」へと向かった。
昨日の夜からラーメンとつけ麺を合計3杯食べており、4杯目のつけ麺となるが問題なく食べれるだけの余力は残してある。
昨夜に引き続き、今回も行列なしで運よく入ることができた。
今回は、「オマール海老のビスクつけ麺 特製濃厚(1,980円)」をチョイス。
早速レポしていきたい。
着丼した時に、「ここは日本か?」と今自分がいる場所を疑った。
丼の中には、存在感のある海老が2本にチャーシューが3枚、煮卵、ライム、綺麗に折り畳まれた麺が昆布水に浸かっている。
彩りがオレンジにピンクに緑にと箸をつけるのが勿体無いくらい、見た目が綺麗だ。
さらに、つけ汁、ライス、とろけるチーズ、フライドオニオン、ソースピストゥ(ハーブとトマトを使ったオリジナルなフレンチソース)など多彩な顔ぶれ。
おすすめの食べ方が席の前の張り紙に書いてあったのでそれに倣って食べてみる。
張り紙の内容を簡略化して付け足して自分の言葉に直して綴っていきたい。
①昆布水に浸かった麺をそのまま一口
→相変わらず小麦の風味を感じる美味しい麺だ。
②バジル塩を麺にかけて一口
→バジルの風味と小麦の風味が調和し、塩によってさらに引き立つ。
③ソースピストゥを麺にかけて一口
→まさにイタリアンパスタの味わい!
④オマール海老のビスク汁に麺を投下し啜る
→エビの風味が口いっぱいに広がる!まさにエビ!えび!海老!
⑤ビスク汁にフライドオニオンを投下
→おっ!香ばしさとコクが加わった!
→あっという間に麺を完食。
⑥残ったビスク汁にプチライスを入れ、とろけるチーズを入れたら厨房内の店員に渡す
→レンチン後、バーナーで炙ってチーズビスクリゾットに変身!
→濃厚なエビの風味バリバリの洋風リゾットやん。←何故か大阪弁に 笑
⑦さらに残った汁に、卓上の割スープを入れる。
→濃厚な味わいからさっぱりした味わいまで楽しみ尽くす。
まさに「つけ麺七変化」!
「レインボー新小岩」で“七色のととのい体験”をした翌日に、「麺屋一燈」で“つけ麺七変化”を味わう。まさに錦糸町・新小岩エリアの黄金ルートだ。
総括すると、これだけのギミックを凝らしたつけ麺が1,980円で食べられるのは抜群のコスパの良さだと思う。